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先週に続き中国関連の話である。
中国のテレビが入った議場で、温家宝は原稿を一字一字なぞるようにして丁寧に読んでいた。それを見て、これは日本に向けて発言している形で、中国の国民に語りかけているのだな、と思った。
中国の軍備増強ぶりは凄まじい。中国の軍事予算は14年間2桁台の伸びを続けたが、昨年は9%台と15年ぶりに1桁台の伸びにとどまった。ところが、今年はたちまち2桁台の伸びに戻ってしまった。このような例はどの国にもないことである。しかも、中国の軍事費は不透明で、実際は公表数値の3倍にのぼると言われている。
当然、国際社会の警戒感は強い。これに対して中国は、軍事力は国土防衛を旨としたもので、それ以外の意図はないにもかかわらずあれこれと論評するのは内政干渉である、と強弁する。しかし、額面通りに受け取ることはできない。なぜなら、国土防衛を旨とするのであれば、通常兵力、通常兵器の増強、充実に注力するのが普通である。だが、中国の軍備増強の実際はそうではないのである。最先端軍事技術の研究開発に大変なエネルギーを注いでいるのだ。しかも、着々と成果をあげている。この事実から目を逸らすことはできない。
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