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前週、国際古書学会の大会でアメリカに行った話をした。
この古書学会の会員になる資格は、その名の通り、古本が好きで古本を愛していることが何よりの条件である。従って、蔵書家、稀覯本を数多く収蔵している図書館の館長やその担当部長、稀覯本を扱っている古書店主、そして学者などがメンバーに名を連ねている。
蔵書家と言えば欧米では貴族や富豪がほとんどで、メンバーではこの層が厚い。このことが会の性格なり雰囲気なりに多分に影響していると言えるだろう。学会を名乗るからには古書の学術的研究の側面もあるが、メンバーの間で古書の情報を交換し、それぞれが所有する稀覯本を披露し、そのことを介して交流を楽しむといった、多分に閉鎖的で社交的なクラブとしての側面も強い。
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